術前矯正の後、下顎枝矢状分割手術をしました。
術前矯正の後、下顎枝矢状分割手術をしました。その約1年後にプレートを除去、併せて顎形成手術をうけました。術後矯正のブリッジを外し、現在は、リテーナでの保定中です。
顎形成の後、顔の曲がりが顕著になりました。かかりつけの大学病院は、矯正科と外科で担当が別れおります。外科で、顔の曲がりが気になっている事を伝えても、ズレてはいない、と取り合って貰えず、後は矯正科で、と言う状況です。
矯正科では、手術に関しての唇の麻痺や、歪みには無関心の反応です。噛み合わせ、並びだけの観察です。
この曲がりは、マッサージや、顔面の運動で解消するレベルの事なのでしょうか。後遺症として、専門の別の病院に相談すべきか悩んでいます。
現在の口元の写真と、手術前、手術後のレントゲン写真を添付します。
ご助言をお願いいたします。- こんにちは、八幡山米山歯科の米山みきです。
顔の曲がりについてのお悩みですが、レントゲン写真を拝見しますと、下の歯の本数が１本足りないようです。レントゲン写真では右下の2番が欠損しているようですが、歯の並んでいる写真を見ると左下2番の欠損に見えます。
またレントゲン写真から左の下顎頭の長さが右のものより長い、つまり元々下顎が右に偏位していた可能性があるので、顎の歪みも右ずれにあった可能性があります。
はっきりレントゲン写真もみれている訳ではないので、正確ではありませんが、これらのことから顎の長さが違うので、顎のゆがみは治らないものと思います。
現在の口元は、大変きれいに歯並びも治されていて、顎のゆがみもご自身が気にされているので、どんな感じかなと思いましたが、写真からは言われてよくみないとわからない程度のように思います。
大変な手術を経験し後遺症もあり、本当に大変だったと思います。
矯正治療前のご自身の骨格、歯の本数などにより歪みは生じます。
なかなかご自身で納得いかない気持ちもわかりますが、どうにもならないこともあります。
最終手段は美容整形で左右対称になるように見た目を治してもらうか。
いろいろ書きましたが、受け入れていただけたらと思います。
