歯のぐらつきが矯正治療によるものか、歯周病が影響しているのか?
初めまして。
2019年12月からワイヤー矯正を始めました。
矯正をする前にやった精密検査で撮ったレントゲンから、50代の口の中と同じで骨が溶けていると言われました。今後は、現状維持のために少し良い歯磨き粉とマウスウォッシュを使うようにしてねと言われて、現在もそのようにしています。
歯もだいぶ動いてきて、前歯の右側がものすごくグラグラしてます。抜けてしまいそうなくらいです。
もともと前歯1番同士の間に虫歯があって、歯が動いてくるにつれて顔を出してきました。それと合わせて、精密検査で言われた、骨が溶けているということも重なって、歯周病が進んでいるのかな?と不安です。
矯正で歯が動いているためにグラグラしているのかどうかわからなくて…
歯を噛み締める癖もあるのでそれも影響しているかどうか、分かる範囲で教えてください。- こんにちは、八幡山米山歯科の米山みきです。
お問合せありがとうございます。
歯のぐらつきが矯正治療によるものか、歯周病が影響しているのかは、レントゲン写真や歯茎の状態、歯周ポケット測定などの検査をしないとわかりません。
矯正によりぐらつきは出てきますが、ワイヤー固定をしているので、勝手に歯が抜けてくるということはございません。
もともと前歯だけ歯周病が進んでいたり、一部分の歯槽骨に欠損がある場合は、はぎしりや何かの癖が疑われます。
まれに若年性歯周病という病気もあります。
どちらにしても、歯周病の治療をしないまま矯正治療をはじめてしまった場合は、歯周病の治療も並行して治療していったほうが良いかと思います。
矯正しているとよごれがつきやすくなり、ますます歯周病が悪化することもあります。
歯石をとるだけでなく、歯周病菌を除菌して歯茎を強くしましょう。