矯正後の親知らずについて
- 4年前に矯正治療が終わり、その後歯の裏側にワイヤーを付ける固定式のリテーナーを付けていました。
先日、定期検診で見てもらったところ、上のリテーナーが外れそうだということで、可動式に変えることを勧められました（就寝時だけつけるタイプ）。但し、私は親知らずが3本あって、親知らずを抜いてからでないとリテーナーを作ることが出来ないそうです。
幸いきれいに生えているので?み合わせ等にも問題なく、痛みもありません。リテーナーを作るためだけに抜歯をするべきなのか悩んでいます。
先生は、4年経っているのでリテーナーを付けなくても大丈夫かもしれないが、歯は動くものなので後戻りしない保証はないとおっしゃっています。
その点は理解していますし、親知らずは虫歯になりやすく健康な歯にも悪影響を及ぼす可能性もあるようなので、それも踏まえて抜歯をしてリテーナーを付けた方が良いでしょうか。
健康な歯を抜くことと、歯科医院でできない場合は大学病院を紹介すると言われて、そんな大掛かりなことになるのは怖いなという不安もあります。 - こんにちは、八幡山米山歯科の米山みきです。
矯正後の親知らずについて、小臼歯抜歯をして矯正をした場合は、親知らずが上下きれいにはえていて、大きさも大きすぎず、きれいに収まっているならば、抜歯しなくても大丈夫な事があります。
抜歯矯正ではない矯正をした場合は、親知らずを抜歯したほうがいいでしょう。
リテーナーは抜歯しないと作れないとの話ですが、おそらく抜歯する前に作ったリテーナーが、抜歯後に合わなくなるから抜歯するならその後にとのことだと思います。
リテーナーも親知らずまでの装置でなく、手間までのリテーナーも作製できます。
親知らずの抜歯は、抜歯を得意とするクリニックとそうでないクリニックがありますので、大学病院へ行かなくても、近所で探してみましょう。
